「ガリバー」「月世界旅行」
旅をテーマにした冒険譚
2演目を2週連続で斬新なサウンドと共に描く
林 翔太 主演
2025年7月 天王洲 銀河劇場にて上演決定!
林 翔太 出演にむけて
朗読劇は、今回が初めての挑戦となります。そして、演出のスズカツさんとも初めましてで、ようやくご一緒できる機会をいただけたことを、とても嬉しく思います。朗読劇と音楽ライブが融合し、クセが強そうな作品になりそうですが、『ガリバー』と『月世界旅行』という夢がある物語を、百戦錬磨の2人の先輩たちと助け合いながら、見に来ていただいた皆さんをワクワクした気持ちになれるように、楽しく演じます。
7月、銀河劇場でのエキサイティングなトラベルショーで一緒に冒険に出かけましょう。
suzukatz. メモ~ Reading Rock トラベルショー上演に寄せて
ReadingRockトラベルショーは、第一部『ガリバー』と第二部『月世界旅行』の二部構成で、2週にわたりお届けします。ともに別作品で、それぞれJ・スウィフトの「ガリバー旅行記」とJ・ヴェルヌの「月世界旅行」をもとにしています。
『ガリバー』は4つのパートに分かれます。──<小人の国><巨人の国><空中浮遊国><馬の国>。前半の2つは、子供向け絵本などでもお馴染みの、誰もが「ガリバー旅行記」と聞いて思い浮かべるお話です。後半の2つは、一見馴染みがなさそうですが、そんなことはありません。<空中浮遊国>は、「ラピュタ」という国名です。そうです、あの「天空の城ラピュタ」の原型です。そして<馬の国>は、芥川龍之介が「河童」を書く際に、多大なインスピレーションを得たことを芥川自身が認めています。
『月世界旅行』は、2022年に公演した作品(塚田僚一主演)のリメイクです。ロケットなど存在しない時代、人間が乗り込める大砲の弾丸で、月まで行ってみよう!という、フロンティア精神旺盛なおバカ3人組の宇宙旅行の話です。フランス人とアメリカ人という混成チームで、未知の宇宙空間に飛び出し、奇想天外の大冒険!果たして3人は月に到着できるのか?そして、無事に地球に帰還できるのか?
この2作品を連続上演することで、近代ヨーロッパの精神に触れ、同時に現代にも通用する普遍的な人間の抱える問題を浮かび上がらせることができるでしょう。笑いあり(多め)、スリルあり、感動ありのストーリーを、RockMusicにのせてお送りします。
演出の鈴木勝秀と音楽の大嶋吾郎が、長年の実験と研究を重ねて作り上げてきたReadingRock。
演劇と音楽の融合──いわゆるリーディングとは、まったく異なるジャンルをお楽しみください。
上演台本・演出:鈴木勝秀(suzukatz.)